高圧ガス製造保安責任者その1

こんにちは

平成24年度に高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)の資格を取得しました。

この国家資格は国試(一般受験:3科目)の他、検定(講習修了+検定2科目+「法令」の1科目受験)で取得することが可能です。3科目のうちの一つ、「学識」はマークシート方式でなく記述式という珍しい資格です。
P1010222_kakou.jpg

私の在籍していた化学メーカーでは、有資格者の増強が緊急に必要で、最も取得が推奨された資格であったため講習を受けて取得しました。大卒以上は甲種、専門または高卒は乙種の取得が強く勧奨されていました。テキスト代+講習費用+試験費用+交通費+宿泊代は会社支給で、出張扱い(出社扱い)と至れり尽くせりでした。

講習は主要都市で3日間かけて行われるのですが、会場によって講師の方が異なり、講習内容に差が出てるとの批評があります(特に、あの会場の人は出る場所を教えてくれたのに、こっちは教えてくれなかった等)。ただ、大抵はその地方の大学教授や独立行政法人、大手メーカーのフェロークラスの方が講師を務めますので、そこまでひどい事は無いと思います。講習修了後に2科目のテスト「学識」「保安管理技術」を受験し、合格すれば、一般受験組と同日程の「法令」の受験資格を得られます。「法令」を合格すれば全科目合格ということで申請すれば免状を取得できます。

講習の様子ですが、私は地方都市で受け、朝一入室時と夕方の退出時、その他、確か抜き打ちで出席確認がありました。受講者の年齢は30~60歳位で、ボリュームゾーンは40代前半の男性であったと思います。女性率は数%(200人収容の部屋で一桁)で、なかなかにむさ苦しい講習でしたw。

なお、入口で各種テキストを販売していましたので、事前にテキストを入手してない方はここで買うように。講習中は、2割位の人は寝ていました。多分私と同じで会社のお金で受け、出張扱いのお気楽受験組だったのでしょう。私は、講師の方が重要ですよとおっしゃられた部分にマーカーで線を引き、眠眠打破の力を借り、一睡もすることなく受講しました。

修了テストは3,4割は講師の方が重要ですよと言ったところから出ました。特に語句説明問題ではダイレクトに得点につながるので助かりました。

参考書はごく僅かに市販のものが出回っていますが、受験者はほぼ全員高圧ガス保安協会公式のテキストと過去問を使っています。私は販売店のお薦めセットなる以下のセット物を購入しました。なお、過去問集は最新の物(問題5年分)しか置いていないので、古いものは会社や先輩から貰いましょう。
P1010220_kakou.jpg
「高圧ガス法規集」は5000円弱しますが、あまり使いませんでした。講師の人が、「何ページ開いて~。はい何条にこうありますね」等という結構適当な感じの説明に使われていた位でした。

「法令用語解説」は講習では一切触れられませんでした。自習用と思います。

「高圧ガス保安技術」はメイン教材。これが全てで、これを持っていないと講習の意味がありません。試験勉強もこれと過去問だけで大丈夫だと思います。

「よく分かる計算問題の解き方」も講習では一切触れられませんでした。自習用教材だと思いますが、私はさらっと流し読みするだけで、実際に手を動かして解くこと等はしませんでした。

「甲種化学・機械 試験問題集」も自習用教材で、講習では一切触れられませんでした。ただし、この本には国家試験(一般試験)と検定試験の両方の問題が5年分載っているので受験者は購入必須でしょう。

(2016/11/14追記)
なお、講習の「法令」科目に関しては、以下のテキストが配られます(無料&非売品です)。
hourei_hyoushi_kai2.jpg
テキストは24P程の薄いもので、中身はパワーポイントのスライドを印刷したものです。
hourei_nakami.jpg
このテキストに沿って、講師がパワーポイントを使って講義を進めていきます。ちなみに、このテキストとほぼ同じ内容が、以下の協会公式本の「攻略のポイント 改訂版」(セーフティーサービスマネージメント株式会社, 約3000円)に載っています。テキストを万一失くしても大丈夫です。
kouatuhou.jpg
(追記ここまで)

講習を受ける人は、少なくとも「高圧ガス保安技術」をあらかじめ購入(その際、試験問題集も買いましょう。一般書店では取り扱いしてません)して持っていく、もしくは会場で購入しましょう。会社でテキスト代まで出してくれる方は全部買っちゃいましょうw

あらかじめ購入する場合は高圧ガス保安協会のHPに購入手順が載っていますので参照してください。大抵セーフティ・マネージメント・サービスという会社を経由して買うことになります。

講習修了後のテストで「学識」「保安管理技術」の2科目に合格すれば、次の「法令」に落ちたとしても前者2科目の合格は永続的に有効ですので、また次年以降に「法令」を受けられ、合格すれば申請し、免状取得です。

ではでは

コメント