電験その3_己のスタートラインはどこか

 こんにちは

 世間には第3種電気主任技術者試験に関する有用な書籍/ブログがたくさんあります。ここでは、もう一度受けたら五分五分とは言わないまでも、合格率は7,8割程度であろうダメダメな私が勉強法に関して書いていきたいと思います。すでに勉強法を確立できている方は、他の有用なブログとともに合格を目指して頑張ってください

 まず最初に、ネット上で見られる「初心者は一律に○○の本をやりなさい」という表現は結構気を付けねばならないと思います。初心者の中でもスタートライン(バックグラウンド)が全く異なるからです。以下、電験3種受験者を電気試験的強者、中間層、弱者に分けてみたいと思います。

【強者】
・エネルギー管理士(電気分野)試験合格/免状取得
・大学機電系学部卒業、大学院修了
(機電系とは、機械工学・電気工学・電子工学及びそれらに類する学問)
・施工管理技士免状取得
・第1種電気工事士保有で実務を積んでいる人
・第2種電気工事士保有で実務を積んでいる人
・高専機電系分野卒業
・大学機電系学部在学
・第1種/2種電気工事士試験合格、技術士1次試験(電気電子部門)合格
・高専機電系分野在学

【中間層】
・電気電子系専門学校卒業
・工業高校卒業
・大学非機電系理系学部在学/卒業(化学・生物学・数理学等)
・電気電子系専門学校/工業高校在学

【弱者】
・大学文系学部在学/卒業
・普通科高校卒業
・商業高校卒業
・中学校卒業

 抜けは多くあると思いますが、こんな具合になると思います。「強者」に関しては、バックグラウンドがしっかりしているので、時間と費用を惜しまなければいずれは合格できる人々です。このレベルで中々合格できない人は勉強法の見直しをしましょう。(別記)

 問題となるのが中間層以下です。スタートラインは強者と比べ大幅に後方となっています。電験参考書の中で難易度が最易に分類される「よくわかるシリーズ(なるほどナットク!)」(オーム社)でもさっぱりわからなくて、挫折してしまう可能性があります。では、このレベルの人が最初に何をやればいいかというと、高校物理の勉強から始めるべきだと思います。高校物理は数値的解析よりもイメージが大切です。おすすめの参考書を2冊ほど紹介します。

①宇宙一わかりやすい高校物理(電磁気・熱・原子)
(鯉沼 拓(著), 為近 和彦 (監修), 水谷 さるころ (イラスト), Gakken)
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 イラストと平易な解説で中学生でも理解できるように書かれています。物理イメージ本の元祖、橋元流の大原則が絶版なので、こちらの本を推したいと思います。
②物理のエッセンス 電磁気・熱・原子 (浜島清利, 河合出版)
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 電磁気分野は約90Pあります。①で漠然と付けたイメージを文章で体系的に抑えます。演習問題も上記本より難しくなっています。2週間程度で終わらせてください。
 これら高校物理の参考書をやって初めて電験3種向け勉強のスタートラインに立てると思います。スタートラインに立ったとして、次の記事以降に科目別の勉強法を書いていきます。

とりあえず ここまで

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