エネ管その15_毎年恒例「まるめ」の問題

 こんにちは

 今年のエネ管試験も終わりましたね。お疲れ様です。
 ここでは、毎年恒例の数値の扱いに関してみていきましょう。

 具体的には今年の「電気分野」の課目IVの電力応用 問12(2)の1)。
 この問いでは数値のまるめ方で答えが変わってくるため、ネットでも当初「8.88」「8.87」で論争が起きていました。公表された正答は「8.88」です。
 では、「8.87」は間違いとなるのか、それとも正答として扱われるのか、見ていきましょう。
 
 私にとっては、デメリットしかない記事ですが(私の考えが間違っていたら非難の嵐を食らうだけ)、たまにはこんなのもいいかと。
 具体的な数値取り扱い基準は公式発表されています。必読です。

 https://www.eccj.or.jp/mgr1/test_guide/chap_06.html
 
これに基づいて、今回の計算はどうなるか、検討してみました。いろいろ書き込んでもややこしくなるので、レイアウトを公式のものに合わせて比較しました。
 
まずは「公式」。
exercise1_example02.bmp
 
続いて、今回のケース。
suuti2a.jpg
(↑分母に/1と変なものが入ってしまいましたが無視してください。元データが消えて直すの面倒。あ、スペリングも・・・)
 
私的な意見ですが、「8.88」も「8.87」も正解だと思います。
 上の比較で間違っている部分や異論があればコメントください。歓迎です。
 私の考えが間違っていても、命(+お金)だけはお助けください。:;(∩´﹏`∩);:
 ではでは

――以下、追記(2016/8/10)
 突っ込まれる前にセルフ突っ込みで。
 上の「公式の例」は公式HP上のもの。
 試験問題用紙の裏面には以下のように書かれています。
 page.jpg
 
 ここで、議論となりそうなのが、(1)の「最後に四捨五入すること」だと思われます。
 
しかし、その文言の前に「解答すべき計算過程の数値においても、すべて最小位よりも一つ下の位まで計算し、」とあります。電卓を用いた場合、計算過程は、電卓の性能によりけりで10桁、12桁程度まで計算されます。何が言いたいかというと、計算過程は部分部分で必ず数値の丸めを行っているということです。それが、最小位よりも一つ下の位まで計算できていればOKということ。すなわち、<方法2>でも問題ないということです。「最後に四捨五入すること」とは、「電卓で計算できるぎりぎりの桁数で計算した後、最後の最後だけ答えの桁数に合わせて四捨五入しなさいよ」、ということではないと考えられます。「途中式でも、桁数を守れば数値を丸めてよく、最後の最後に四捨五入してきちんと桁を合わせなさいよ」ととらえる方が合理的です。

 よって、記事内の結論は変わらず、「8.88」も「8.87」も正答だと思われます。

 ではでは
 

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